従来のデータ計測解析ソフトウエアLaBDAQ5-TL,LaBDAQ6-TLが今回新規にLadaqLoggerT7としてバージョンアップリリースされました。
アプリケーションソフトはWindows10,64bit上で動作します。32bitOSには対応していません。
ソフトウエアはLabdaqLoggerT7、およびLabdaqLoggerT724の2つのバージョンがあります。
LabdaqLoggerT7は以下のADユニットに対応しています。同時計測は1台のみです。
LAN接続
LabdaqLoggerT724は以下の24bitADユニット、同期計測可能8台に対応しています。
計測モードは高速シングル計測、高速リピート計測、低速長時間計測、フリーランのモードがあります。高速リピート計測は、指定時間計測>自動計測データCSV保存を、停止まで繰り返します。低速長時間計測は数秒、数分のインターバルで、数か月、1年等の長期の計測ができます。フリーランは、現在値をリアルタイムでデジタル表示のみします。フリーランで現在計測値を確認しながら計測をスタートさせることができます。
現在値O原点値設定機能があり、各チャンネルのノイズ等をキャンセルするためにオフセットを自動設定できます。トリガは各ADユニットに応じて、デジタルトリガアナログトリガが可能です。
リアルタイム現在値デジタル表示を別ウインドウで表示、計測値文字は画面サイズ変更にあわせて自動で最適に表示
グラフを1画面として複数チャンネルを重ね合わせ表示
計測中にイベントマーカーをセットできます。また、グラフ上にマーカーが表示されます。以下ではグラフにカーソルが表示され、カーソル間のd,Max,Avg,Min,σ(標準偏差)がカーソルのマウスドラッグ操作に連動して更新されます。
計測中であっても、テキスト一覧で計測データが確認できます。
以下はPC計測データロガーLabdaqLoggerTS24のTUSB-0224ADMの機器構成設定例です。最大8台まで同期計測できます。
任意のチャンネルにFIR,IIRデジタルフィルタ処理ができます。設定が簡略化された実行画面も備わっています。
任意の計測チャンネルにFFTによる周波数解析ができます。
任意のフォーマットで、きれいなレポート印刷が可能です。横軸1目盛りの長さを指定できるため、過去印刷データとの比較が正確に可能です。